●「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」☆☆☆☆☆
リリー・フランキー 扶桑社 2005年
こんなに、感動した本に出会ったのは何年振りだろう。
読みながら声を出して笑ったり、読みながら泣いていると意識することも無いのに、涙が溢れたり。
誰にも彼にも一様に存在する母。
母というだけで、もう、絶対である母。
「母親というのは無欲なものです
我が子がどんなにえらくなるよりも
どんなにお金持ちになるよりも
毎日元気でいてくれることを
心の底から願います
どんなに高価な贈り物より
我が子の優しいひとことで
十分すぎるほど倖せになれる
母親というものは
実に本当に無欲なものです
だから母親を泣かすのは
この世で一番いけないことなのです」
もう、本当にしのごいわずに読んでくれぃ!!!です。
最後にこの本を貸してくれたきみちゃん、ほんまありがとう。