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ゴラクラク

映画Review011 「ディ・アフター・トゥモロー」

●ディアフタァートゥモロー☆
  出演:デニス・クエイド/ジェイク・ギレンホール/イアン・ホルム/エミー・ロッサム
  2004年 アメリカ

台風14号が九州に上陸し猛威を奮う中見た映画。
昨今各地で大被害に繋がっている自然災害(異常気象に端を発するものだから人災というべきか)、この映画は着眼点はそこにあるしヒットしたのだから影響力は大きいはずなのに、何故その影響力を有効活用しないのかと悔しくなってしまう。
確かに私たちが今のままの生活を続けていれば地球の気候枠組は変動し、そう遠くない将来私たちの生活に直に影響を与える。
そのポイントで、リアリティある設定で私たちに警笛を鳴らす映画であってほしかった。
この規模だと余りにリアリティがなさすぎる。
リアリティある設定だと地味でスピード感、ドラマティック感に欠けるから駄目なのか。

映画が延々オンリーアメリカ目線なのも気になるし、一つの大きすぎるデザスターが終わっただけで晴れ晴れしているみんなの笑顔で締めくくられるラストもよく分からない。
巨額を投じて作成、宣伝活動を行なっているのだから、もう少し意味ある作品に出来なかったのだろうか。
そもそも京都議定書にサインアップしないアメリカが作った映画に人類への戒めを求めるのは間違いなのか。
久しぶりに批判したくなる映画だった。

でも批判ばかりしていないで、環境のために危機感をもって出来ることをしないと、批判する権利もないですね。明後日の地球は、今日と同じとは限らない。

良かったところは、CGが凄いこととエミー・ロッサムが可愛かったことくらいかな。
デイ・アフター・トゥモロー@映画生活
by seicorocoro | 2005-09-16 19:15 | 映画をみる
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